スイムを無事に終え、トランジションエリアへ。
ウエットを脱いで、ヘルメット被って、ソックス履いて…
今回のトランジションは比較的スムーズにこなせました。
ただ、トランジションで感じていたのは、思っていた以上に「暑い」こと。
なんせこの日の最高気温は34度。
台風の影響か風は強いですが、それ以上に暑い…
ここまでの暑さは想定外。
今回の台風の雨風で寒いレースを想定していたくらいなので…
今回のバイクの目標は205wをキープしてトランジション込みで2時間5分を切ること。
バイク漕ぎ出しの感触は悪くなく、200wを少し上回るペースで回す。

今回のバイクコースは南北に伸びるおよそ14kmのフラットコースを5周回。
Uターン2回、直角コーナーが4回あってそこでは減速する必要があったけどそれ以外はスピードを維持しやすいコース。
レース当日は北風が吹いていて、もっとも長いストレートが向かい風。
200wで踏んでも32、33kmしかでないけど、折り返したあとは40kmオーバー。
速度に惑わされずに一定パワーで踏み続けます。
補給については塩分/水分を特に意識。
塩分は水分1ℓあたり3g摂取できるように意識しました。
これは、ヒトの汗の塩分濃度が3%であることに合わせ、失った分補給しようという考えです。
バイク2時間で水2Lにポカリ粉末2L分(塩2g分含む)に塩2gとBCAA10gを混ぜたもの+塩餅2本(1本で塩約1g)を補給。
これでバイクパートで水分2ℓと塩6gをとれる計算です。
事前に他の方のブログや文献などから情報収集して、レース前の練習で試してました。
この補給で脱水など身体の異変は感じたことはありません。
糖質の補給も上記の塩餅2つのみです。
甘いジェルが好きではないのと、糖質と塩分を同時に摂取できる点、あとは好みの味だったため、糖質の補給はずっと塩餅を使っています。
ラン残り2kmほどで始めて空腹感を感じましたが、十分パフォーマンスは維持できました。
人にもよるかと思いますが、4.5時間程度のミドルレースなら体内のグリコーゲンとこれらの補給量で問題ないと思います。
バイクも後半、どんどん気温も上昇し、3周目を終了した時点で本格的に暑さを感じ始めます。
そこで4周目途中でバイクエイドにピットイン。
氷でキンキンに冷えた水を頭からかけてもらい、ボトルにも補充。
残り1.5周は体温上昇を抑えるために水をかけながら走ります。
水をかけることで、気化熱を利用して効率よく体温上昇を防ぐことができます。
汗をかくのと同じ理屈ですね。体表を濡らすことで気化熱で身体の熱を奪う。
その効果もあってかバイクは後半に入ってもペースを落とさず、最後までキープ。
バイクのゴールタイムは1:59:59。

目標よりも5分も早い!
順位も235位から55位へジャンプアップ。
ここから灼熱のランに向かいます…
ラン編へ続く。


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