今回はロードバイク、トライアスロンの「VO2maxインターバル(3×3)」について紹介します。
目次
VO2maxとは?
VO2maxとはなんぞや?という方のために…
VO2maxとは、「最大酸素摂取量」の略語で、「身体が取り込むことのできる最大の酸素量」のことを指します。
酸素を多く取り込める=有酸素運動に有利ということができます。
そのためマラソンやロードバイク、トライアスロンなど持久系スポーツの分野ではよく出てくるワードですね。
今回紹介するVO2max intervalは、その名の通りVO2maxを高めるインターバルトレーニングです。
メニュー詳細
- アップ10分
- FTP120%3分+FTP55%w3分 ×3
- ダウン5分
メインメニューは「FTP120%3分を3本」です
FTPって何?という方、FTPの計測方法についてはこちらをお読みください。
FTPの120%って結構ハードです。
頑張っても6.7分維持できるかどうかではないでしょうか?
それを3分なんで1本目は維持出来るんですが、2本目から相当きついです。
ただ2本目を乗り越えられれば3本目は「あともう1本で終わり!」とメンタル的になんとか乗り越えられます。
このメニューの良いところは、時間がない時でも短時間でしっかり追い込むことができるところ。
メインメニューが18分、アップとダウンで15分なので合計33分で済みます。
短時間で追い込みたい時にとても良いメニューです。
このメニューを余裕を持ってこなすことができた場合は
このメニューを余裕を持ってこなすことができた場合はFTPの設定を見直すか、違う種類のトレーニングに取り組むことをおすすめします。
違う種類のトレーニングを行う理由は、「特定のトレーニングを繰り返すことで身体がその刺激に慣れてしまいい、トレーニング効果が小さくなるため」です。
そのため、別のインターバルトレーニングやメディオなど、他のトレーニングメニューに変更していきましょう。
短時間のパワーを高めたいなら短時間高強度のインターバル、20分や60分持続されるパワーを高めたいならメディオやSSTなどが良いですね。
そのトレーニングにも慣れたらまたVO2maxインターバルに戻ってきても良いし、また別のトレーニングでも良い。
そうして異なる刺激をいれることで多面的に能力を高めていくことができます。
今回はVO 2maxインターバル3×3について紹介しました。
時間的コストパフォーマンスが良く、また他のメニューで追い込みが足りない時に3分×1セット、2セット追加するなど応用もきかせやすいメニューなので是非やってみて下さい!
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